ビューティ情報『検診の受診率はコロナ前に戻らず…「がんの早期発見が命と財産を守る」』

検診の受診率はコロナ前に戻らず…「がんの早期発見が命と財産を守る」

原因が特定できず、長引く貧血には注意が必要です」

めまい、言葉が理解しにくい、片方の目が見えづらいなどは、脳腫瘍の症状でもある。2週間以上続く口内炎は、口腔がん、風邪でもないのに1カ月以上続く喉の痛みや声のかすれは喉頭がんを疑ってほしい。

胃がんは、初期は症状が出にくいが、進行するとみぞおちの痛み、不快感、食欲不振などとともに、タール状の便が。進行した肺がんは胸痛、息苦しさが出ることも。

「肺がんは血痰、咳などが症状。X線検査が一般的な検診ですが、早期で見つけることは困難です」

自治体によっては、早期肺がんをより見つけやすいCT検査を安価(3000〜5000円)で受けられるので、チェックしよう。

大腸がんは腹痛や血便、便が細くなるなどの症状を伴う。便潜血検査を毎年受けると、大腸がんの死亡率を10〜20%下げることができるというデータもあるという。


女性特有のがんである子宮がんは、不正出血や月経が長引いたりすることで発覚することも。

「早期の場合はほとんど自覚症状がありません。厚労省では、20歳以上の女性に対し、2年に1回、子宮の細胞検査を推奨しています」

自治体の子宮がん検診の費用は500円から1000円ほどだ。“あのとき受診しておけばよかった”と後悔しないよう、不安な症状を放置しないようにしよう。

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