フラクトオリゴ糖豊富な「ごぼうと玉ねぎ」摂取で「花粉症」が1日でグッと軽くなる!
(写真:Ryuji/PIXTA)
記録的な猛暑と暖冬が影響し、今シーズンの花粉は例年より早く、多く飛散すると予想されている。
「日本では4千万人もいるといわれている国民病の花粉症。毎年、処方薬や市販薬、レーザー治療などで乗り越えている人も多いはずですが、高い医療費を支払う必要も副作用もなく、わずか1日で花粉症を治す方法があるのです」
こう力説するのは、『花粉症は1日で治る!』(自由国民社)の著書がある、東大名誉教授で微生物博士の小柳津広志さんだ。
ポイントは、免疫の暴走を抑制する「Tレグ細胞」だという。
「Tレグ細胞(制御性T細胞)を体内で増やすことができれば、花粉症などのアレルギー反応が抑えられます。たとえば非常にまれなIPEX症候群という病気は、ひどいアレルギー症状を引き起こしますが、この病気の人はTレグ細胞が造られないのです。
このTレグ細胞は、科学誌『ネイチャー』でも発表されているように、大腸内で酪酸菌の働きが活発になることで造られることがわかっています。それには、日々の食事で酪酸菌のエサであるフラクトオリゴ糖類(FOS)という水溶性食物繊維を摂取することが有効なのです」