“抜ける”3大原因は「貧血」「血行不良」「ホルモン減少」めまい、腰痛、耳鳴り…不調でわかる「薄毛対策」
の3つがあるのだそう。
■“血”が不足するとすぐに髪に影響が
「血とは、中医学では栄養やうるおいを指し、『血不足』になると全身の栄養状態が悪くなります。髪が細くなったり、ツヤがなくなる、パサつく、うねる、抜け毛が増えるなど、栄養不足による衰えが顕著に現れます」
中医学では髪と血は密接な関係にあり、血が不足すると真っ先に髪に現れるという。女性は月経や出産などで常に血が不足しがちになるので、特に栄養に注意したいタイプだ。
「血を補う食材というものがあります。マグロ、カツオ、レバー、ベリー類、クコの実、なつめなどの赤色の食材や黒きくらげ、ほうれん草、イカなどです」
次の「血行不良タイプ」は、体内で血が巡る力が不足しているため、手足や末端の毛細血管にまで血流が届かず、老廃物がたまりやすくなって肌がくすんで見えたり、冷え性なのが特徴。
「体の末端に血流が届かないため、頭皮の毛根にまで栄養が行き届かず、髪は細くてコシのない髪質になっていきます」
おすすめの食材には、サバ、イワシなどの青魚や、玉ねぎ、ねぎ、にんにく、にら、黒酢などがある。
■“腎”が弱まると地肌が見えるほどに
最後が「腎不足タイプ」。