ハチクロで風邪・インフルエンザ撃退!「はちみつ&黒コショウ」は市販咳止め薬より咳が止まる
(写真:K321/PIXTA)
新型コロナウイルスやインフルエンザの流行の影響により、解熱鎮痛剤や鎮咳去痰薬(咳止め薬)が入手困難になるというニュースが相次いでいる。以前のように、簡単に薬が入手できない昨今、うかつに風邪もひけない。
ところが、どこの家庭にもあるような常備品で、熱、咳などの風邪の症状に対処することができる優秀な食品があると、医学博士で食品医学研究所所長の平柳要先生は言う。
「民間療法のように、昔から人々の間で使われていた食品などで、科学的なエビデンスが証明されている食品がいくつかありますが、そのひとつがはちみつです。特に、はちみつの咳への働きは顕著で、2021年のオックスフォード大学の研究では、上気道感染症の改善に関して、市販の鎮咳去痰薬や抗ヒスタミン薬よりも、就寝前の小さじ半分のはちみつのほうが、咳を鎮める効果が大きいと発表されています」
このほかにも、はちみつには抗菌・殺菌作用や抗ウイルス作用、胃腸の不調改善、口内炎予防などの効果があることもわかっており、インフルエンザや新型コロナウイルスにもはちみつが効果アリという研究結果もあるそう。特にマヌカハニーやそばはちみつなどで、高い効果が表れているのだという。