ビューティ情報『熱中症と勘違いしやすい“夏の脳梗塞”見分けるポイントを医師が解説』

熱中症と勘違いしやすい“夏の脳梗塞”見分けるポイントを医師が解説

そのような状態になると、血管の中に血の塊の『血栓』ができて、血管を詰まらせてしまうのです。この血栓が脳にある血管を詰まらせることで、脳梗塞が発症します。

また、この血栓が、肺の血管に詰まれば『肺梗塞』、心臓の血管に詰まれば『心筋梗塞』を発症します」(相良さん、以下同)

熱中症も、夏の暑さによる脱水症状が起因している。

「熱中症は、高温の環境下で、体温の調節機能が破綻するなどして、体内の水分や塩分のバランスが崩れて生じる症状の総称。

特に気をつけてほしいのが高齢者。高齢になると、暑さを感じにくくなるなど、体温感覚が鈍くなります。気づかぬうちに熱中症になっている例もあるため、周りの人も声をかけるなどして、気をつけてあげたほうがよいですね」

熱中症も脳梗塞も、発症の要因のひとつは脱水。それを防ぐうえで大切なのは、体内の水分バランスだと、相良さんは話す。
「体内の水分が不足することで、心臓にも負担がかかり、水分が10%以上失われると、死にいたることも。こまめに水分をとるように努めましょう。

また、日中だけでなく睡眠時も、脱水の危険性があります。防止するためには、寝る前にコップ1杯の水を飲むなど、水分をとることが大切です。

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