九州大病院の医師が警鐘 奥歯がないと認知症リスク1.5倍に!【前編】
「歯周病が進行すると、認知症のみならず心筋梗塞や動脈硬化などの原因にもなるので、まずは日々の口腔ケアを見直してほしい」
特に女性の場合は、ホルモンバランスが崩れる妊娠・出産・閉経というタイミングで歯周病になりやすい。
「妊娠して女性ホルモンが増えると、歯茎が下がりやすくなり、それにともない増加する歯周病菌もあります。また、女性ホルモンが減少する更年期以降は骨がもろくなりやすい。その結果、歯を支える骨が弱くなり、歯周病のリスクも上がるのです」
放置すると恐ろしい歯周病、予防するには具体的に何をすればよいのだろうか。
後編では奥歯を守る習慣を解説する。
女性の約7割が“女性ホルモンの知識がない”。「大塚製薬 女性のヘルスリテラシー調査」