体内時計と食生活 やせやすさにも関係 話題の時間栄養学を解説
「何を食べるか」ではなく「いつ食べるか」5月11日、「何を食べるか」ではなく「いつ食べるか」を重視する時間栄養学を解説している新刊『食べる時間を変えるだけ! 知って得する時間栄養学』が発売された。
同書は、日本時間栄養学会会長で、早稲田大学先進理工学部教授、体内時計の研究を行っている柴田重信氏と、理学博士で管理栄養士の古谷彰子氏が監修を担当。A4判、80ページ、990円(税込)の価格にて宝島社から「TJ MOOK」として発売中である。
時間栄養学で健康に・ダイエットにも活動を始める朝になると血圧や体温を上げるなど、私たちの体には体内時計と呼ばれる機能が備わっている。生活のリズムが体内時計とずれてしまうと、不調や病気の引き金になることがある。また、食事に気をつけているのにやせられないというケースでも、体内時計が関係している可能性がある。
新刊では肥満や老化、高血圧、糖尿病などの予防、改善に役立つ時間栄養学を基礎から解説。第1章では、高血圧、高血糖、脂質異常症を改善し、やせる時間栄養学を解説する。
続く第2章では、パフォーマンスを上げる時間栄養学を、第3章では運動と体内時計の関係をそれぞれ解説している。