ハーブは海外由来のものだけじゃない 「和ハーブ」をライフスタイルに
はじめてでも楽しめるビジュアルブック古くから日本で使用されてきた「和ハーブ」を活かす知恵や工夫を紹介している新刊『和ハーブのある暮らし』が発売された。
著者は一般社団法人「和ハーブ協会」副理事長の平川美鶴氏で、B5判、128ページ。出版社はエクスナレッジで価格は1,600円(税別)である。
先人の知恵を現代の生活に取り入れる「herb(ハーブ)」という言葉の語源はラテン語の「herba(ヘルバ)」だとされ、元々は「草」を意味する言葉だった。やがて香りや薬効が期待できる茎・葉を指す言葉となり、現在では「有用植物」全般を指すこともある。
ハーブといえば、海外からやって来た植物を思い浮かべるが、それらが渡来する以前から、日本では食や医薬、入浴などにハーブが広く使用されていた。現在では雑草のような扱いを受けている「和ハーブ」もあり、普段道端で見かける植物や、スーパーで見かける植物にも「和ハーブ」は存在する。
新刊では食や健康、美容、日用品など、先人たちから受け継がれてきた「和ハーブ」の知恵や工夫、活用法を解説。
現代のライフスタイルに取り入れるための知識が得られるようになっている。
(画像はAmazon.co.jpより)