頑張ることをやめると姿勢はよくなる 「魔法のフレーズ」で猫背解消
医師らも推薦する「魔法のフレーズ」「魔法のフレーズ」により、運動やトレーニングなどの努力を必要としない姿勢改善法を掲載している新刊『魔法のフレーズをとなえるだけで姿勢がよくなるすごい本』が飛鳥新社から発売された。
著者は理学療法士で、アレクサンダー・テクニーク国際認定教師の大橋しん氏。同書にはファッションデザイナーのコシノヒロコ氏や、合気道凱風館師範の内田樹氏、市橋クリニック院長の市橋研一医師が推薦文を寄せており、四六判並製、164ページ、定価は1100円(税込)である。
力を抜いて骨で立つ「よい姿勢」自分の姿勢に自信を持っている人はあまり多くない。悪い姿勢をなおそうと思い、頑張って背筋を伸ばしてはみるものの、気がつけばまた猫背に戻ってしまいがちである。大橋しん氏は、姿勢をよくするために絶対にやってはいけないこととして「頑張る」ことを挙げている。
同氏によれば、「頑張る」というのは体をかためてしまうアプローチだという。体をかためて支えているため、苦しく、すぐに疲れ、いつもの猫背に戻ってしまうとしている。
本当の「よい姿勢」とは、力を抜いて骨で立っている状態なのである。
美しい・疲れにくい・動きやすい 理想的な姿勢に市橋研一医師は、整形外科医でも難しいと思えるケースでも大橋氏がどんどん改善していったと語る。