緑茶は最も身近な「特効法」 肥満対策や高血圧対策などの健康効果
緑茶を料理に使用するレシピも掲載緑茶の健康効果や美容効果を紹介している新刊『お茶のすごい健康長寿力 高血糖、高血圧、肥満、内臓脂肪から免疫力、認知症、不眠、イライラまで効く!』が主婦の友社から主婦の友生活シリーズとして発売された。
同書は前慶應義塾大学大学院教授、前東京女子医科大学教授で、栗原クリニック東京・日本橋院長、日本肝臓学会専門医、日本内科学会認定医の栗原毅氏が監修を担当。A4判、96ページ、定価は1,100円(税込)である。
女性特有の更年期障害や月経前症候群対策にも古くから日本で日常的に飲まれてきた緑茶。緑茶が健康によいということは、広く知られているが、具体的にはどのような効果が期待できるのだろうか。また、せっかく緑茶を飲むのであれば、より効果的な飲み方をしたい。
緑茶に含まれるカテキンは、渋みや苦みのもととなるが、健康効果としては、肥満や高血圧の改善と予防、血糖値やコレステロール値上昇の抑制、歯周病と虫歯の予防、がんの予防、ピロリ菌、食中毒菌、病原菌の退治などが挙げられている。
また、うまみ成分のテアニンは、睡眠の質の改善、疲労回復、リラックス効果、集中力アップ、認知機能改善、更年期障害や月経前症候群を改善するという。