意外と知らないスキンケアの落とし穴 「化粧水のバシャバシャ使い」は意味がない!?
パナソニック株式会社が、20~40代の女性500名を対象に行った「スキンケアにおける考え方」の調査によると、多くの女性が「化粧水はたっぷりの量をバシャバシャ使ったり、重ね付けしたりすると良い」、「クレンジングをしながらのマッサージは、ハリ感のなさによる肌のもたつきケアに良い」など、さまざまな勘違いに陥っていることが明らかになった。
スキンケア好きも間違える、スキンケアの「勘違い」今回の調査では、勘違いしやすいスキンケアの考え方5項目について、一般女性500名に「正しいと思っている」または「これまでに実践したことがある」ものを回答してもらった。
また、一般女性の中でも、特に「スキンケア好き」(事前調査で「スキンケアについて調べるのが好き」と回答した人/n=295)のみに絞り込んだ集計結果を算出している。
その中でも特に間違い率が高かったのが、スキンケア好きの88.1%が「化粧水はたっぷりの量をバシャバシャ使ったり、重ね付けしたりする」と回答した項目だ。
また、今回調査で扱った5項目すべてが「勘違い」であることを知っていた割合は、1割未満にとどまっている。
松倉クリニック代官山院長美容皮膚科医の貴子先生によると、化粧水を大量に塗布しても、角層が吸収できる水分量には限りがあるので意味がないのだそう。