日焼けするほど「肌にいい成分」が入りにくい!?蓄積した紫外線を巻き戻すスキンケアテクを皮膚科医が解説
資生堂ジャパン株式会社が20歳~60歳の女性599人を対象にった調査によると、過去に多く紫外線を浴びた人ほど、現在の肌の衰えを実感しやすく、化粧品に含まれる肌にいい成分が「入っていかない」実感があることがわかった。
日焼けは肌の老化を早め、コスメの成分を浸透させにくくする調査によると、「意図的に日に焼けて黒くなった経験あり」のグループのほうが、「日に焼けて黒くなった経験なし」のグループの約1.2倍、年々肌が衰えているように感じていると回答しており、「肌にいい成分を取り入れたいと感じているが、入っていかない」と回答した人も約1.3倍多かった。
意図的であるにせよないにせよ、過去に日焼けして黒くなったことがあるグループほど、「年々、肌そのものが衰えているように感じる」「肌にいいものをどんどん入れたいと思っているが、肌に入っていかない実感がある」の両方を実感している傾向にある。
紫外線ダメージは巻き返せる!
アンチエイジングの第一人者として活躍する皮膚科医、日比野佐和子先生は、「肌の衰えは加齢による自然な老化が2割、紫外線による光老化が8割」と語る。
しかし、光老化はケアすることである程度リカバリーできる可能性が高いという。