「糖化」は老化の元凶 今日から実践 老けない最強の食べ方
アンチエイジング医療の久保明医師の新刊予防医療とアンチエイジング医学に取り組んでいる久保明氏の新刊『今すぐ老化を止める最強の食べ方』が永岡書店から発売された。
同氏は内分泌・糖尿病専門医で、日本抗加齢医学会評議員、日本臨床栄養協会副理事長、医療法人財団百葉の会銀座医院院長補佐・抗加齢センター長である。A5判、128ページ、価格は968円(税込)となっている。
食べ方を変えてアンチエイジング今、老化に関わるキーワードとして注目されている糖化。新刊には、老化を引き起こす3大要因として糖化のほかに酸化と炎症も挙げられ、酸化は金属におけるサビのような現象で、体内の酸化の度合いが大きければ糖化が進み、糖化の進行には酸化の力が作用しているという。
また、炎症にはウイルスなどによる外因性のものもあるが、細胞の老化や変性により刺激物質が分泌され、それによって引き起こされる内因性の炎症もある。糖化と酸化、炎症はそれぞれに影響しあい、この「負のトライアングル」が老化の元凶だとしている。
新刊では、体の余分な糖分がたんぱく質と結びついて、体内の組織を老化させる糖化のメカニズムをイラストでわかりやすく解説。