更年期を楽にする考え方と方法『女性ホルモンのトリセツ』
医師からのアドバイスを取り入れたセルフケアホルモンを味方につけるセルフケアで、更年期が楽になる方法を解説している新刊『女性ホルモンのトリセツ』がビーエービージャパンより発売された。四六判、160ページ、価格は1,540円(税込)である。
著者は40代からはじめるリンパセラピスト資格スクール「リンパシーアカデミー」代表で、女性ホルモンケア専門家の難波かおり氏である。Instagramでは自身の経験や知識をもとに、更年期の不調に対するアドバイスを紹介し、フォロワー数は約11万人。同書はその中から反響のあった内容を取り上げている。
更年期は「第二の思春期」福岡市役所に勤めていた著者は40代はじめからプレ更年期を経験し、さまざまなストレスも加わり、心身ともに疲れ切った状態を経験。シングルマザーとして3人の子育てをしながらサロンを開業、医師になった息子の監修により「リンパ」と「エンパシー(共感)」を融合させた「リンパシー」の手法を確立している。
閉経の前後約5年ずつの約10年間を更年期と呼んでいる。
女性の思春期にはホルモンバランスに大きな変化が訪れるが、更年期においてもホルモンバランスが乱れ、身体を制御している自律神経のバランスも乱れていく。