美白のためのサングラス選び、してる?
目から入り込む紫外線は目の病気の原因になるだけではなく、肌や髪にも影響を及ぼす。マウスを用いた実験では、目から入り込んだ紫外線により脳がダメージを察知し体内にメラニンを発生させ、肌を日焼けさせたという結果も出ている。
朝も夕も曇りでも、紫外線は降ってくる眼科医の杉本由佳氏の解説によれば、目の紫外線対策には「日常的なサングラスの着用」が効果的だという。
あまりサングラスをかける意識のない朝や夕方などの時間帯は、実は紫外線が目に入ってきやすい。昼間のように真上からではなく、日射しが斜めから降り注ぐためだ。
さらに日本人の瞳は欧米人に比べまぶしさを感じにくいといい、室内や車の中、曇りの日など「まぶしくないな」と感じる環境でも、紫外線を浴びている可能性は大いにある。
いつでもどこでも紫外線が入ってきているという意識を持ち、日常的にサングラスで紫外線を遮断する対策が重要だ。
「カワイイ!」だけで選んじゃダメ!杉本氏によれば、サングラス選びのポイントは「UVカット機能がしっかり施されているものを選ぶ」ことだそう。
UVカット機能がなくレンズカラーが濃いだけのサングラスは瞳孔を開かせてしまい、逆に多くの紫外線を目に取り込むことにつながるという。
もう1つは「大きめのフレームを選ぶ」こと。サングラスのフレームと顔の隙間から紫外線が入ってくるのを防ぐためにも、大きめのフレームで目元をしっかりとカバーしてくれるものを選ぶといい。
デザインやレンズカラーなどトレンドも大切だが、美を維持するためには「ワンステップ上のサングラス選び」が重要だ。
(画像は参天製薬株式会社ホームページより)
【参考】
※参天製薬株式会社プレスリリース
http://www.santen.co.jp/ja/news/20170522.pdf
※参天製薬株式会社
http://www.santen.co.jp/ja/