無料体験も可能!資生堂最新の研究成果の集大成・鼻骨格や自律神経などの複合測定プログラムが面白い
・歩容測定
一つ目は、歩容、つまり歩く姿勢を測定するもの。足元にセンサーを装着して、歩く姿をタブレットなどで撮影することにより、足元の動きや姿勢のさまざまなデータから歩容の美しさが簡便にスコア化される。
資生堂の研究の結果、「むくみやくすみ、肌のゆらぎなどの悩みは“美しい歩容”と相関する」ことがわかったという。
例えば、歩行時に大腿部などにある大きな筋肉が動くことで血液の循環が良くなり、血色がよくいきいきとした肌と表情を導くことなどのメカニズムが推定されるそうだ。
普段あまり意識しない歩き方が肌の美しさに直結するという新しい発見に記者たちも感嘆していた。
・鼻骨格測定
続いては2024年2月に事業にも活用予定だという鼻骨格の測定。資生堂は、鼻骨格と肌の状態や、肌の内部にある血管などの状態と関連があることを見出し、さらに鼻骨格を表す「鼻根」「鼻梁」「鼻翼」など鼻が作り出すわずかな影を利用し、鼻の形を細かく検出することに成功したとのこと。
測定では、スマートフォン撮影で鼻骨格の特徴が検出され、その鼻骨格から将来どんな肌悩みが出やすいかの予測が結果に表示される。
※測定結果イメージ
鼻骨格と肌の将来像予測の相関は、基本は資生堂が蓄積してきた肌状態と顔の骨格の相関性から算出されるものだそうだが、鼻の大きさは呼吸の際に取り込む酸素の量と相関があるゆえに、身体に取り込む酸素量の多少が肌の酸化への影響の差にも関わっている可能性が高いという。