最先端テクノロジーで自分に合わせた「美」が手に入る “パーソナライズド・ビューティ”とは?
さらに同社は、業界に先駆けてIoT(あらゆる物がインターネットを通じて繋がることによって実現する新たなサービス)技術への研究・投資を進めており、この度、“パーソナライズ”と“デジタル技術”の融合を実現した新製品も開発。
これら資生堂グループのデジタル技術を活用した“パーソナライズド・ビューティ”の取り組みや新製品の発表会の模様を紹介する。
化粧業界におけるパーソナライズの需要の高まり
WebサイトやSNS、その他のチャネルの多様化で情報過多の社会になり、それゆえ選択肢が広がり過ぎてしまい、何を選んでいいのかわからないという人が増加。一方で「パーソナルカラー」「肌診断」のワード検索の出現率が上がっており、自分にぴったりの商品を選びたいというニーズの高まりもあるという。
こうした客観的な診断は高い使用効果と自分にあった化粧品を選び出すことができ、あまたある情報に左右されないと生活者も感じていることが判明した。
資生堂が考えるパーソナライズとイノベーションの未来
資生堂のIoT技術を結集したパーソナライズスキンケアシステム「Optune」
マシンがその時どきの状態に適したセラム(美容液)とモイスチャライザー(乳液)を抽出・提供してくれるというもの。
この「Optune」、来春にも資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」でβ版のテスト販売を予定している。
今までに体験したことのないスキンケアに驚くばかり。今後、より生活動線に入り込んだテクノロジーの開発の展開を予定しているという。私たちの美の常識を超え、驚くべき進化を遂げている資生堂のIoTをベースとしたイノベーションにこれからも期待したい。