はちみつは自然由来の薬 10万部のベストセラーが新装版に

食べるだけじゃもったいないはちみつの使い方2月13日、株式会社マガジンハウスが『新装版 ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵』を発売した。四六判、216ページ、価格は1,650円(税込)である。
同社は2015年9月に『ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵』を発行し、10万部を記録。ここ数年で問い合わせなどの声が増えていることを受け、新装版を発売することになった。
著者は手作り石けん・ボディケアブームの先駆けとなった『お風呂の愉しみ』(飛鳥新社)や、『はっか油の愉しみ』(マガジンハウス)などの著作がある前田京子氏である。
保湿・美白・日焼けケアにもトーストに塗るなど、食べておいしいはちみつだが、はちみつは古くから世界中で薬として使われてきた歴史がある。各種ビタミンや、ミネラル、酵素、抗酸化物質を含むはちみつには、さまざまな健康効果が期待されている。
風邪予防や熱中症予防、花粉症、咳止め、胃もたれ対策のほか、歯磨きに使用すれば歯がつるつるになって、歯茎に塗れば歯槽膿漏の予防にもなる。
さらに入浴剤としてバスタブに入れて溶かせば保湿効果が得られ、化粧水の材料にすれば、美肌効果も期待できるという。