景気は後ろ向きでも、女は前を向いて自分をみがく
年をかさねた女性は若さをとりもどすためにいつでも努力をしているし、美容院は若者であふれている。美容業界は、幅広い年代の女性をつかんで離さない、一大ビジネスだ。
成長を続ける美容業界アンチエイジングビジネスがものすごい勢いで成長しているのはご想像のとおりだと思うが、ヘアサロンの勢いもすごい。不況はどこふく風で、新しいサロンや学校が続々とオープンしている。
アメリカのテネシー州ファガットでサロン「Biyoshi」を営むハリス夫妻にとっては、景気は上がり調子だ。昨年度も2ケタの増益となり、この春にはお店を増築しスタイリストの数も2倍に増やす予定だという。
各地で失業者があふれる一方、この業界では2018年までに求人が20%も増加するみこみだ。とある美容学校では、コスメトロニストのコースを卒業すると各学生に3つないしは4つのジョブオファーがくるという。
懸念の声もあるようだが?ただし、この状況を懸念する声もある。景気の低迷により失業してしまった人たちが美容業界になだれこみ、以前は人手不足で悩んでいたにもかかわらず、現在は人余りで悩んでいる看護業界と同じ運命をたどるのではないかという心配があるのだ。
それでも、業界人たちは全く心配の色をみせない。美容業界で働く人が増えても、それを上まわる消費者がいるというのだ。
「景気が悪くいと、ハイライトはいいかもしれない。でも、単色カラーをしたいという人はたくさんいるでしょう。」と、あるヘアサロンのオーナーはいう。
きっと、どんなに景気が後ろ向きでも、女は前を向いてせっせと自分をみがくにちがいない。このポジティブな姿勢が、美容業界を成長させつづけてきたのだろう。
編集部鈴木真美
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