歌手デビュー10周年での初挑戦アーティストとして幅広く活躍する一青窈。その存在感と美しい歌声で際立った存在であり続けているが、そんな彼女がNHK総合の春ドラマ「それからの海」でドラマデビューを果たすことが13日、判明した。
今年歌手デビュー10周年を迎える一青。2004年には映画「珈琲時光」(ホウ・シャオエン監督)で女優デビューしているが、ドラマ出演は初めての挑戦になるという。この女優デビュー作では、「日本アカデミー賞新人俳優賞」を受賞した経験もある。今回の演技にも注目が集まるところだ。
被災地の記憶から……この新ドラマ「それからの海」は3月3日19:30~放送の特別ドラマで、岩手県田野畑村を舞台にした物語。津波で母親や家を失った家族が、都会から来た母子との交流を通し、再生の一歩を踏み出す姿を描いている。
被災地の記憶、そして現状を交え、被災者とともに作っていくドラマとしたいという制作方針による意欲作だ。
東日本大震災直後から、被災地で「歌の炊き出し」としてコンサートを行ったり、各種ボランティア活動など積極的に支援を行ってきた一青窈。まっすぐで美しい瞳、自然体でありながら強く生きる芯の通った姿、そんな彼女らしさも輝くドラマとなりそうだ。
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