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食物繊維をたっぷりとるダイエット方法...実は体に良くない?

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食物繊維をたっぷりとるダイエット方法...実は体に良くない?
食物繊維たっぷりダイエットの新事実が明らかに1月27日にHealth Day Newsに掲載されたノースカロライナ大学の研究発表によって、医学会の常識がくつがえった。

食物繊維をたっぷりとるダイエットが、実は食物繊維をあまりとらないダイエットよりも胃腸疾患につながりやすいことが明らかになったのだ。

どんな胃腸疾患につながる可能性があるのか今回、食物繊維をたくさんとるダイエットとの関連が明らかになったのは、憩室症(けいしつしょう)という大腸の病気。

憩室症とは憩室と呼ばれる風船状の袋が大腸に多数できる状態をいい、憩室自体は危険なものではないという。実際、ほとんどの憩室症の人には症状がないようだ。

しかし、ときには原因不明の痛みを伴ったけいれんや下痢、その他の腸の運動障がい、血便、腸や直腸からひどい出血を起こすことがあるという。

また、この症状の原因になると考えられて来た「便秘」が実はリスク要因ではなく、腸の運動が活発になることが憩室を作る原因になることも明らかになった。

バランスの良い食事を心がけよう60才以上のアメリカ人で、憩室症をもっている人は3分の1にのぼるという。
この研究を受けた患者への処置方にはまだ言及はされていが、何事もかたよりすぎるのは良くないということだろうか。

みなさんも、ダイエットをする際には「バランス」を考えた食事を心がけていただきたい。

編集部鈴木真美
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