敵は紫外線だけじゃない!比較的節電効果も高い暖房器具として、見直しの動きも進んでいる「こたつ」。このところ急に冷え込みが厳しくなってきたこともあり、こたつから離れづらくなっている人もあるだろう。
そんなこたつだが、無防備に使用すると、肌の老化を引き起こす危険もあるという。クリニカタナカ形成外科・アンティエイジングセンター院長で医学博士の田中洋平氏が、NEWSポストセブンの取材に対し語っている。
それによると、紫外線が美肌の天敵であることは知られているが、それ以上に近赤外線にも注意が必要なのだという。
こたつで温まるときはひと工夫をこたつは近赤外線の力を使って、体を温める。この近赤外線は、こうして温め効果として利用されたり、医療機関の治療方法として有効活用されるなど、よい効果をもつ反面、多量に浴びると筋肉や骨髄、血球成分もダメージを受けるといった力ももつ。こたつでうとうとと眠りこんでしまうと、目が覚めたらなんだか体がだるい……といった感覚を覚えやすいのも、このダメージが少なからずあるからといわれている。
肌にダメージを受けずに、効果的に温まりたいなら、無防備な状態でこたつに入り、素足をさらすといったことはやめ、しっかりと長いパンツを身につけておくなどするとよいという。