2012年11月30日 18:00
黒いメイクに賛否両論 イラマスカのクリスマスポスター
衝撃的なポスターはアヴァンギャルドなコスメティックブランド
11月初め、イラマスカ・オーストラリアの Facebook ページをスタートとして公開されているクリスマス広告が話題を呼んでいる。
ビビッドカラーと発色の良さが魅力的な「イラマスカ」(Illamasqua) は、イギリスのコスメティックブランド。斬新でインパクトの強いメイクを全面に出した広告について、これまでも批判的な意見がたびたび見られている。
今回は華やかなクリスマスキャンペーンの一環として作られたポスターが、社会的批判を浴びた。
"I’m Not Dreaming Of A White Christmas."
挑戦的とも言えるキャッチコピーで打ち出したこの広告は、ホワイトとブラックの2バージョン。モデルは同一人物が務めている。
一方は真っ白なメイクに鮮やかな赤いリップ、もう一方は真っ黒なメイクにサーモンピンクのリップ。ヘアも服装もすべて顔と一体化したようなビジュアルだ。
黒いメイクはアート?タブー?
イラマスカらしいアートワークやデザインセンス、もしくは遊び心として楽しむ見方も多い一方、故意に肌を黒くしたということに対して、人種差別的ではないのかと批判的な意見も飛び交っている。