つねに女性の憧れだったスタイルを一堂に来年一時閉館することが決定している銀座松坂屋で、その88年の歴史を振り返る「銀座松坂屋回顧展」が開催中だ。そのなかで昭和7年、日本の百貨店の中で初めて洋装スタイルを取り入れたデパートガールの制服展示が目を引いている。
いつの時代も、つねに女性の憧れの的となってきた同店の制服。歴代の制服9着が公開されているが、記者会見では、そのうち4種の制服に、社員がモデルとなって袖を通した。
カラーも多彩!今見てもカワイイ身につけたモデルらは、とても着やすく機能的で、デザインも古さを全く感じさせない可愛さと語ったそうだ。たしかに、公開されている画像でみると、今見ても可愛らしい制服ばかりといった印象だ。
ブルーやオレンジ、エンジ、ピンクなど、季節や時代に合わせ、カラーも多彩で、デパートガールらしく、美しく清楚でエレガントな雰囲気ながら、女性らしい可愛らしさのあるデザインとなっている。
この展示コーナーには、制服を着用して記念写真を撮ることのできる体験コーナーも用意されている。
女性ならだれしも一度くらいは憧れたことがあるであろうデパートガールの制服。この機会に変身してみるのもありかもしれない。