2012年8月2日 13:30
夏もしっかりとした保湿ケアを!ミスト散布は逆効果!?
汗や皮脂と潤いとは別!夏は気温や湿度が高く、汗や皮脂対策に頭を悩ませることも多いもの。なんとなくべたつくから…と、保湿ケアが秋冬シーズンなどに比べ、おざなりになるという人も多いのではないだろうか。だが、やはりそうした“勘違い”ケアは肌トラブルの元になるという。
7月31日の花王株式会社によるレポートによれば、汗や皮脂で感じる表面の潤った感じと、肌内部の角質内における潤いとは全く別物なのだそうだ。そのため、肌洗浄後は、夏場もしっかりとした化粧水での水分補給、乳液やクリームなどでの油分を補う、きちんとした保湿ケアが重要なのだという。
水分をミストで散布するのは逆効果!?また、冷房による乾燥肌、トラブル肌にも注意してほしいという。とくに乾燥性敏感肌の人をはじめ、こうしたダメージを受けた肌では、必須成分「セラミド」が圧倒的に不足しているそうだ。
「セラミド」が不足すると、外部からの刺激に対する肌のバリア機能が落ち、乾燥しやすく、肌荒れやかゆみも引き起こしやすい肌になってしまう。
「セラミド」の働きを助ける乳液やクリームでしっかりと補いたい。
また、水分をミスト状に肌へ向けスプレーすると、すっきりするうえに潤った感じがするが、実はこれが逆効果!肌の水分が一緒に蒸散し、乾燥を進めてしまう危険もあるという。