ロレアル、ケニアのコスメティックブランドを買収
世界最大のコスメティック・メーカー、ロレアル(LOreal)が、ケニアのコスメティック・ブランドの買収を決定した。4月15日、Ventures Africa が伝えた。
数々の大手ブランドを持ち世界中でビジネスを展開しているロレアルが、ケニアのコスメティック・メーカー、インターコンシューマー・プロダクツ(Interconsumer Products Ltd.)の買収を決定した。
ロレアルにとって新しい市場であるアフリカのローカルブランドを獲得することは、この10年間の目標であった。2011年、ロレアル初のナイロビ店をオープンしてからインターコンシューマー・プロダクツとの話し合いが進み、15日正式な契約が結ばれた。
大手ブランドが狙うケニアのコスメティック市場
インターコンシューマー・プロダクツはリーズナブルなコスメティック・ブランドとして、ウガンダ、タンザニア、ルワンダなど東アフリカの市場に広く流通されている。
同社では、ヘアケア製品を扱うフラッグシップ・ブランド「Nice & Lovely」の売上げが好調で、全体の約18%を占めるということだ。その他には、石けん、香水、ベビー用品、シューズケア用品などがある。
現在、ケニアのコスメティック市場は大手化粧品メーカーのターゲットとなっている。この数年間で、アメリカの大手メーカーであるエスティ・ローダー(Estee Lauder)やレブロン(Revlon)、スウェーデンのオリフレーム(Oriflame)が参入した。今後もケニアの市場争いは過熱すると予想されている。
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