背中ニキビ、実はカビ症状?!
「なんとか悩みを解決したい!」という声が聞こえてきそうだが、ここで気になる情報が。実はこの背中ニキビ、単なるニキビではないことも多いのだという。
(画像はイメージ)原因はカビ菌!治りにくい湿疹なら注意たしかに、背中はニキビができやすい場所でもあるのだが、マイナビウーマンが伝えたところによると、実際には“ニキビ”と勘違いされている、別の皮膚炎であるケースも少なくないのだそうだ。
その皮膚病というのは、「マラセチア毛包炎」というもの。皮膚の常在菌でもあるカビ菌の一種、マラセチア菌が原因で、あせもやニキビと間違えやすい、小さな赤い湿疹が症状としてあらわれる。
幅広い年代に見られる症状で、高温や多湿、多汗といった環境で生じやすく、皮膚表面の毛穴の皮脂を好む菌であるため、背中などでは増えやすい。菌が増え、皮脂が分解されると、肌の刺激物となるため、炎症が起きるとみられている。
これからの季節は、ただでさえ高温・多湿の環境になるから、症状も悪化しがち。ニキビとはよく似た症状ながら、その治療法は全く異なるため、はやめに適切な治療を開始することが大切だ。治療によって、すぐにキレイになることも多いそうなので、治りにくい湿疹で悩んでいる場合は、皮膚科に相談しよう。
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