持続可能性のあるコスメティックスとは?環境ダメージを減少させる消費者の行動を考える
2月28日、Premium beauty news.com は、5月に行われるサスティナブル・コスメティックス・サミットの概要を伝えた。
5月16日から18日、サスティナブル・コスメティックス・サミット(Sustainable Cosmetics Summit) がニューヨークで行われる。
このサミットは化粧品が環境に与える影響を明らかにするとともに、その影響を少しでも減らすため植物性のオーガニック製品を推奨し、消費者の行動に変化をもたらすことを目的としている。
主催者の1人である Organic Monitor のリサーチャーは、
化粧品による環境ダメージは、製造段階の原材料と使用段階の処分によって起こると言われている。今までその間にある消費段階に着目することは少なかった。このサミットでは個人の消費行動についての議論に重点を置きたい。
と述べている。
植物細胞、海藻を原料とする技術や社会的側面を知り、消費行動に反映サミットでは、植物の細胞から作られる化粧品の技術、海藻を原料とする化粧品開発の可能性と海洋設備の技術など、自然の恵みから製造する化粧品の最新情報が発表される予定だ。
また、持続可能性のある化粧品の社会的側面についても議論される。たとえば、スリランカやパレスチナでの製造状況を取り上げ、フェアトレード・プロジェクトについて発表する。
サミットは今回3年目を迎える。主催者には Weleda、Caudalie、Hugo and ApivitaなどのCEOが名を連ねている。昨年は持続可能性に力を入れているブラジルで開催され、好評を得た。
会期中には製品製造のワークショップも予定されており、持続可能性のある化粧品について多くの知識を得られる機会となっている。ここで得られる知識が、消費者が製品を選ぶ際の指針となることが期待される。
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