創業140年の重み他国への影響も大きく
2月28日、資生堂は化粧品、医薬部外品に置ける社内外での動物実験を4月から廃止すると発表した。日本最大手の決定に他国ニュースサイトも反応を示し、高く評価している。
資生堂は2月28日の取締役会において、4月から社内外の動物実験を廃止することを決定した。翌日からいくつかの他国のニュースサイトでもこの件が報じられている。
Huff Post Style では、
EUが動物実験廃止を実行する日を前に、資生堂は主要ブランドとしては最初に意思決定し、発表した。
また、Rocket News 24 では、
1872年創設、世界で最も古い化粧品会社の1つである資生堂が下した決定の意義は大きい。
と、資生堂の決断を高く評価している。
一部特例を除く…代替テストの研究が急務
資生堂プレスリリースには、
ただし、市場にある製品の成分に関して、改めてその安全性を証明する必要が生じ、そのための選択肢が動物実験しかない場合や、一部の国に置いて化粧品の安全性保証に動物実験が不可欠となっている場合(資生堂公式プレスリリースより抜粋)
とある。
Opposing Views はこの点に注目し、
中国には輸出に対して厳しい規制があり、中国市場にとって新しい成分については動物を使ったテストが要求される。