2013年4月10日 17:00
財布のヒモが固いミドル・エイジも、口紅には出費を惜しまない!【イギリス】
30代前半までは高級ブランド嗜好を貫く
4月4日、Cosmetics Business は、マーケット・リサーチャーのイモーゲン・マテュース氏(Imogen Matthews)によるレポート『The Premium Market Report 2013』について伝えた。
The Premium Market Report と YouGov が化粧品について協同調査を行ったところ、35~44歳の女性の33%は製品の値段を気にかけ、より安価なものを選ぶ傾向にあるということがわかった。一方、25~34歳の10%は高級ブランドを選び、価格に対して寛大であるという結果であった。
しかし、経済状況の悪化にも関わらずいずれの年代も口紅にかける費用だけは減少していないという結果が出た。
出費の多い世代、消費格差も大きく
著者マテュース氏は、
経済的ダメージを最も受けやすいのは30代後半から40代半ばのミドル・エイジだ。彼らは消費に対して慎重になっている。(Cosmetics Businessより)
と言う。
この世代の多くは社会経済の影響だけではなく子どもの教育費などが増す時期でもあり、自分のための出費は極力抑えざるを得ない場合が多い。