意識されていない、眼のシミジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社ビジョンケア カンパニーは、「紫外線対策の意識・実態調査」を、全国の20歳から59歳の使い捨てコンタクトを使用している男女800人に実施し、結果を4月22日に発表した。
(画像はホームページより)
調査結果では、「何らかの紫外線対策をしている」と答えたのは、55.6%。男女別では、男性で紫外線対策をしている人が、31.1%と約3割にとどまるのに対し、女性では80.2%と、約8割が意識して対策していることが分かった。
次に、紫外線対策をしている人に対し、対策しているパーツを問うと、98.8%の女性が「顔」と答えた。それに対し、眼の紫外線対策を行っていると答えたのは、女性で35.2%となった。眼まで意識して紫外線対策をしていないという人が、多いことが分かる結果となった。
認知度の低い眼の症状「瞼裂斑(けんれつはん)」を知っているだろうか。紫外線の影響で、白目の一部がシミのように黄色く濁る症状だ。
約6割の有病率だと言われている。しかし、今回の調査で「瞼裂斑を知っている」と答えた人は、6.0%と1割未満だった。
女性では、78.0%が化粧品のUVカットを意識して選ぶのに対し、コンタクトレンズのUVカットを意識している人は、31.0%と3割程度。