※画像は、株式会社コーセーニュースリリースより
2014年春の実用化を予定の新成分マスカラのカールの持続性がアップする成分が開発された。株式会社コーセーと東亜化成株式会社の共同開発によるものだ。コーセーオリジナルの新規被膜形成剤として、2014年春以降の商品に実用化される予定。
一般的に、マスカラのカールを持続するための被膜形成剤には、植物性由来のワックスや樹脂が使われる。ワックスだと、べとつきがなく硬い被膜が出来上がるが、膜がもろい。樹脂だと、膜の付着性と強度は強いが、膜形成に時間がかかりべとつく。
そこで、ワックスと樹脂の長所を併せ持つ被膜形成剤の開発が始まった。そして、植物由来ポリマーである「カルナウバレジン」が開発された。
ヤシ科のバーム樹系植物から精製される「カルナウバワックス」に含まれる樹脂を、濃縮処理することで出来上がった。
自然に、でも意外としっかりと目元メイクはしたい目元のメイクは、年齢を問わず重点を置かれる。しっかりメイクだけではなく、最近では自然に見え、且つ印象的な目元作りが出来るのか、ということもアイテム選びのポイントとなっている。
今回の開発で、根元からしっかりと、しかも自然に立ち上がったまつげが、まばたきを繰り返す衝撃にも1日耐えることが出来るマスカラが登場することになるだろう。