2014年1月13日 08:00
総合企画センター大阪 美容ドリンク市場の調査結果を発表。
(総合企画センター大阪ホームページより)
「美肌」と「老化防止」が順調に拡大。2012年度の美容ドリンク市場は、前年比4.6%増の1,149.5億円となった。美容ドリンクを効果・目的別に「美肌」「ダイエット」「抗疲労」「老化防止」「リラックス」「血行促進」「整腸」「骨の健康」の8つのカテゴリーに分類し調査を実施。
各カテゴリーの商品展開や販売動向さらには今後の市場性などを分析、順調に拡大しているのは「美肌」と「老化防止」だ。
エイジング世代をターゲットにプレミアム化が進む!美容ドリンク市場は、アンチエイジング意識の高まりや、“内外美容”の概念の浸透に伴い、ここ数年、順調に拡大している。
なかでも美肌分野は、コラーゲン配合ドリンクの商品投入が引き続き活発化している他、プラセンタなどの台頭もあり、依然として伸びが著しい。一方、「老化防止」についてもレスベラトロールが注目を集めたことに加え、パセノールなどの新規成分が登場したことで拡大となった。
『高含有』と『プレミアム化』で商品訴求力の強化。
各社は製品の差別化を図るべく『高含有』『プレミアム化』による商品訴求力の強化に努めている。『高含有』は配合成分の増量などが挙げられ、『プレミアム化』は、高級素材の使用や複数成分配合により高機能化が進められている。