2014年12月22日 19:00
マラソンタイムを縮めたいランナーは、走る前に「シトルリン」を摂ろう!
パフォーマンス向上にシトルリン12月20日、シトルリンを運動前に摂取することで運動パフォーマンスが向上すると協和発酵株式会社が発表した。
同研究は日頃から運動習慣があり、運動パフォーマンスの高い20代から30代の男性が運動前にシトルリンを摂取しパフォーマンスに変化が出るか否か測定した。
同結果は12月20日に開催される第162回日本体力医学会関東支部会でも発表された。
研究内容8日間シトルリン、もしくは偽薬を運動前に摂取した被験者が、エルゴメーターによる4キロメートルのタイムトライアルを実施。かかった時間や酸素利用効率、被験者の体感などを測定した。
研究結果シトルリンを摂取した被験者群は偽薬を摂取した被験者群に比べて、4キロメートルを走りきる時間が短縮し、酸素利用効率も向上した。
シトルリンを摂取した被験者の体感としては、「疲れが少ない」や「翌朝の目覚めが良い」という意見が多いのに対し、偽薬を摂取した被験者は「体力的にきつい」や「翌朝に疲労感が残る」という意見が多かった。
同研究によって、運動前にシトルリンを摂取することで持久力が向上し筋肉疲労を軽減する可能性があることがわかった。