乳酸菌で発酵したヨーグルトはインフルエンザワクチンの効果を高める!?
研究成果は日本食品免疫学会第10回学術大会(東京:10月16日~17日)において発表。
インフルエンザワクチンインフルエンザワクチンは体の中の免疫を高めて、インフルエンザウイルスが体の中で増殖するのを抑え、肺炎などのインフルエンザの重症化を防ぐために用いられている。
ワクチンの効果を強めるために用いられるのが、アジュバントという免疫活性化剤。
今回の研究では、1073R-1で発酵したヨーグルトをインフルエンザワクチン摂取前に連用すると、抗体価が上がったことから、アジュバントと同じような効果があると想定される。
アジュバントには水溶性と油性のものがあり、油性のものはアジュバントとしての効果が高いが、注射部位の副作用が出やすいことから、副作用が高くなる。
副作用を増加させない、アジュバントが求められている。
(画像はプレスリリースより)
【参考】
・明治プレスリリース
http://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2014/detail/