トマトパッツァにカレーパッツァ…巷で話題の『アレンジパッツァ』とは?
中でも注目を集めているのが、「アクアパッツァ」のアレンジメニュー。アクアパッツァとは、魚介類を水やオリーブオイルで煮込んで作るイタリア料理。現在、このアクアパッツァを、市販のトマトソースを使った「トマトパッツァ」や、だし汁や醤油で味付けをする「和風パッツァ」など、さまざまな形にアレンジした『アレンジパッツア』が登場している。
企業が提案する絶品『アレンジパッツァ』メニュー
大手食品メーカーのカゴメでは、自社商品である「基本のトマトソース」を使った「トマトパッツァ」を提案。
好みの魚や野菜をトマトソースと一緒に約10分煮込むだけという手軽さで、料理が苦手な人でも気軽にトライできる。さらに、トマトのグルタミン酸と魚のイノシン酸でうま味アップ効果まで狙えるメニューだ。
また、スチームケースで知られるスペイン発ブランド「ルクエ」も、オリジナルのアレンジパッツァを提案。特設サイト「ルクエでカレー研究会」にて、「カレーアクアパッツァ」のレシピを紹介している。こちらは、水や白ワインなど通常のアクアパッツァの材料に、カレーパウダーを入れて味付けをするというもの。同社の「スチームロースター」を使って、手軽に電子レンジで調理することが可能。切り身魚を使えば、魚の下処理の手間も省くことができる。
もっと積極的に魚料理を食べたい女性が約7割トレンド総研では、一般生活者の「魚料理」に対する意識や、『アレンジパッツァ』に対する興味・関心の度合いを探るべく、20~50代の女性500名を対象としたアンケート調査を実施。
調査の結果、魚を食べる頻度は「週に1~2回くらい」が最多となったが、約7割が「もっと積極的に魚料理を食べたい」と考えていることがわかった。
見た目が華やかで調理は簡単、ヘルシー志向にもマッチ
「日本における魚料理の定番といえば焼き魚・煮魚・お刺身などですが、こうした調理法は見た目が地味、味が淡白、生臭さがある、調理が面倒など、マイナスイメージも大きいものです。そのため、手軽に調理ができて、見栄えの良い“魚の新しい食べ方やレシピ”に関心が集まっています。『アレンジパッツァ』は、まさにその代表格です」
見た目も華やかで味付けも自由、さらに調理も簡単。
レシピによっては塩や油を使わなくてもできるので、現代のヘルシー志向にもマッチした料理と言える。
女性たちのニーズを満たすアクアパッツァは、今後ますます人気が高まりそうな予感だ。
【参考】
カゴメ 基本のトマトソース
http://www.kagome.co.jp/tomatosauce/
ルクエでカレー研究会
http://curry-recipe.lekue.jp/