環境配慮紙について解説株式会社資生堂は11月20日、「資生堂アースケアプロジェクト」サイトを更新した。「エコなモノ」のVol.03として、「環境配慮紙第1回紙を選ぶことは、森を守ること」を掲載した。
美しいデザインとエコを両立化粧品には美しい紙箱がパッケージとして使用されているが、どのような紙を用いるかによって環境に対する負荷が大きく変わってくる。資生堂は「バガス紙」と「FSC(R)認証紙」を使用し、美しいデザインとエコを両立させいる。
バガス紙、およびFSC(R)認証紙を使用している資生堂製品は350種以上にのぼる。バガス紙を化粧品のパッケージに使用することは珍しいが資生堂はこれからも活用を進める、としている。
非木材紙のバガス紙は森林伐採抑制に「バガス紙」はサトウキビから砂糖をしぼった後の繊維から作られる。もともとは捨てられていたもののリサイクルであり、非木材紙であることから森林伐採抑制にもつながる。
「FSC(R)認証紙」は生態系に配慮して管理が適切になされている森林の木材を使用した紙で、「FSCロゴマーク」が記される。FSCロゴマーク入の製品の購入者は、間接的に世界の森林保全に貢献することができる。