新しい減塩スタイル『置き換えケチャップ』。減塩しながらうま味も大幅アップ!
慶大発ベンチャーのAISSY株式会社は、『置き換えケチャップ』減塩メニューに注目し、味覚センサーを用いた定量分析を実施した。
日本人の食塩摂取量は世界的にみても高い?2015年4月、厚生労働省は1日あたりの食塩摂取目標量を「18歳以上の男性で8.0g未満」「18歳以上の女性で7.0g未満」と発表した。しかし、日本人の食塩摂取量は平均10.4gで、世界的にみても非常に高い数値となっている。
その要因の1つが、日本独自の食文化である「和食」。味噌や醤油などの調味料を多く使用する和食は、どうしても塩分過多になりがちなのだ。近年巷には減塩調味料や減塩商品も登場しているが、「減塩」=「おいしくなさそう」という印象が強いのも事実だ。
94.7%がケチャップ肉じゃがを「おいしい」と回答そんな中、最近注目を集めているのが『置き換えケチャップ』だ。料理に用いる味噌や醤油等の調味料の半分を、「ケチャップ」に置き換える。
これによって塩分を30~40%カットできるほか、砂糖や和風だしの素の使用量も半分に抑えることができる。
和食にケチャップと聞いて眉をしかめる人もいるかもしれないが、実は男女38名を対象に『置き換えケチャップ』減塩メニューの肉じゃがを実食してもらったところ、94.7%の人が「おいしい」