2011年8月23日 12:00
小林製薬「アットノン」が薄着ファッションの女性に大評判!!
やけどやケガの傷跡が目立たなくなる塗り薬の売上好調小林製薬の塗り薬「アットノン」が今年、3月の発売から7月までで1年間の売り上げ目標(6億5,000万円)を4か月で突破した。「夏らしく薄着のファッションを楽しみたいが、傷跡が気になる・・・」という女性の希望を叶えようと、新しい市場の開拓に成功したと言える。
06年秋、自転車で転倒し、ひざに軽傷を負った女性社員が同僚に「市販の軟こうだと痕が残る」と不満をもらしたのが研究員の耳に入り、商品化のきっかけになった。
傷痕対策の薬がないから、市場はある07年2月に小林製薬のホームページで傷跡対策のアンケートを行った結果、何もしないが64%にも上った「何もしない人が大半なのは、傷痕対策の薬がないから、市場はある」と判断し、開発を始めた。傷痕とは、傷口を修復する時に、皮膚の組織が異常に増殖することで出きる赤みや盛り上がりのことだ。アットノンは、血流を良くして皮膚の新陳代謝を促進する物質「ヘパリン」を主要成分にした。
また、皮膚の正常化を高め、角質に水分を保持し、柔軟性を取り戻すことで傷跡が目立たなくなって行く。使用感はサラッとしたジェルタイプの透明な塗り薬だ。