昨年からくらべ飛躍するも、9位の結果に言語学術研究機関グローバル・ランゲージ・モニターが19日、恒例の世界ファッション都市ランキングを発表した。20日のHPにも詳細が掲載されている。それによれば、今年はロンドンが昨年の3位から上昇、1位に返り咲いたそうだ。
気になる日本はといえば、昨年の14位から上昇して9位の結果。ベストテン入りを果たし、かなりファッション都市として地位を向上させているものの、やはりロンドンやニューヨーク、パリ、ミラノといった不動の上位都市には届かなかったようだ。
ロンドン1位の理由は…ロンドンが1位に返り咲いた理由としては、キャサリン妃とアレキサンダー・マックイーンの存在が挙げられている。次世代を担う実力派デザイナーと認知されながら、惜しくも早すぎる死に至り、世界に衝撃が走ったアレキサンダー・マックイーン。そのブランドによるデザインをドレスに採用し、ロイヤルウェディングを華やかに彩ったキャサリン妃。
両者がこのように結びつき、世界に大きな影響力を与えたことが、1位評価につながったのかもしれない。
日本以外のアジア勢では、香港が昨年に比べ下げたものの6位に、シンガポールが大幅な伸びで8位にランクインしている。