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今回のテーマは、食べる順番で、太りにくい体をつくる【イケドクOL診療所】

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今回のテーマは、食べる順番で、太りにくい体をつくる【イケドクOL診療所】

海老原直樹(えびはらなおき)先生

今回のテーマは、食べる順番で、太りにくい体をつくる

ダイエット方法は数あれど…自分にあったダイエット方法を探すのはなかなか難しいもの。今回は、海外セレブが実践し、欧米で流行しているという噂のグルテンフリーダイエットについて、海老原先生がレクチャーしてくれます。ダイエットの参考にしてみてね!

「食欲の秋」ですね。サツマイモ、栗、サンマ、松茸…。
おいしい旬の食べ物がたくさんあるこの季節は、ついつい食べ過ぎてしまうものです。せっかく夏にやせたのに太ってしまったなんてこともありますね。もともと人間は、寒い季節になると、寒さから体を守るために脂肪を蓄えてしまいます。
今日は、そんな旬の食べ物を存分に楽しみながら、太りにくい身体を作っていく「食べる順番」についてお話したいと思います。


GI値とは
食べる順番でキーワードとなってくるのが、GI値です。GI値とは、食品が体内で糖に変わり、血糖値が上昇するスピードの値です。 GI値の低い食品ほど血糖値がゆるやかに上昇し、糖分が体内にゆっくりと吸収され、余分な糖を脂肪に作り替える働きがあるインスリンの分泌が抑えられます。一方、GI値が高い食品は消化吸収が早く、食べてもすぐにお腹が空きます。このことから、同じ食事を食べても、GI値の低い食べ物から食べることによって、血糖値を緩やかに上げてくれるので、太りにくい身体を作ることができます。

まずは、野菜から
では、実際にどのような順番で食べたら良いのか。
まず、野菜(煮物・サラダ等の副菜、具だくさんの味噌汁など)から食べます。野菜はGI値が低いだけでなく、食物繊維も豊富で満腹感も与えてくれるため、食べすぎを抑えてくれます。
次に、肉・魚(主菜となるもの)を食べながら、徐々に炭水化物(ご飯・パン・パスタ等の主食)を食べ始めます。主食の炭水化物ですが、精製されたものほどGI値が高いので、白米より玄米、ロールパンよりライ麦パンなど工夫を加えると良いでしょう。また、野菜がなかなか取れない時には、GI値の低い「牛乳」や「ヨーグルト」などの乳製品を、食べはじめにすると良いでしょう。
健康でいるためには、食事はいろいろな種類のものをまんべんなくとることが大切です。今回の「食べる順番」という方法は簡単ですぐに取り入れられます。ぜひ取り入れ、実りの秋を楽しく過ごして頂きたいと思います。
【PROFILE】
お名前(ふりがな):海老原直樹(えびはらなおき)先生
専門科:研修医(小児・救急志望)
年齢:26歳
勤務先:都内の大学病院
好きな女性のタイプ:健康に気をつけている人、子どもが好きな人
初デートに連れていく場所は?:知り合いが経営するバー
なぜドクターを志したのですか?:単純に人を救える仕事がすごいと思ったから
女性たちからイケメンドクターといわれることにどう思いますか?:
正直に言うと、うれしいです。何歳になっても言われ続けるようにしたいです。

<2013年7月17日現在>

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