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今回のテーマは、美爪の秘訣【イケドクコラム】

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今回のテーマは、美爪の秘訣【イケドクコラム】

高橋先生

今回のテーマは、美爪の秘訣

食に対する基本的な考えを知れば、健康的な“美食”の達人になれるかも!? イケドクきってのスポーツマン、形成外科医の高橋先生に、お米と組み合わせたい食材を教えてもらいました。
ネイルアートによる爪のおしゃれは指先の小さな芸術であり、細かな作業をなりわいとする僕らとしても見入ってしまうものがあります。いにしえより女性にとって髪は命と言いますが、今や指先、爪の健康も同じぐらい大事ですね。今回は、日頃から多い爪の相談を取り上げましょう。

実は爪のカビ「爪白癬(はくせん)」
従来は高齢の方の肥厚し変形した足の爪に多く見られがちなのですが、最近は秋から冬にかけて履くムートンやブーツの中で足が蒸れやすくなって、爪や指先のカビにかかる人が増えています。白癬という文字通り、爪が白っぽく変色し、厚くガサつくようになります。足の指にもつけ爪する方も増えており、つけ爪を付けてから時間が経つと自爪とつけ爪の間に空間ができます。するとそこにカビだけで無く、緑膿菌なども増殖して感染を起こすことがあります。
この場合には、爪の色も緑がかります。爪周囲の変色や皮剥け、指のかゆみなどが生じたら、要受診です。脱ぎ終わったブーツなどは、そのままにせず除湿キーパーを入れたり、つけ爪はお洒落期間が過ぎたら、何も付けず爪にしばしの間お休みさせてあげる時間を作ってあげるとよいでしょう。

爪の色味は程よいピンク色ですか?
爪の下には爪床という特殊な皮膚面が存在します。いわゆる生爪と言われる所ですが、ここは毛細血管が豊富で、爪に栄養と潤いを与えています。爪の手術をしていて気が付くのは、この生爪が結構豊かな鮮やかな赤色をしていますと、見た目に爪を通してきれいなピンク色に見えます。しかし貧血や喫煙などの血行悪くする要因があると霞んだように白っぽくなります。一方、ミネラルや微量元素(カルシウムや亜鉛など)不足や内臓起因の代謝不良があると、ピンクというよりは赤黒いか紫っぽい色合いになって来ます。
さらに爪の成長に影響が出てくると、横線が出現してきたり凹凸が生じて来ます。真横から見ると、波打った形状です。ネイルアートやマニキュアをされる方も、時々これらをつけ換える、あるいは落とす際に自爪を見て、その色味と形を確認してみることをおすすめします。二枚爪や剥離爪
パソコンやレジ打ちなどの手作業では手指、ランニングなどの運動では足指の衝撃でなってしまうことが多いようです。3層からなる爪が層ズレ現象を起こし、表層から剥がれてきます。爪の乾燥が原因となり、層ズレが起きやすくなっているという状態もこの現象の一因です。ネイルアートやマニキュアを落とす際に使う除光液はしっかり取り去り、ベースコートによる保護も丁ねいに行うようにしましょう。治療として、剥離が進まないように医療機関で適切な爪切り処置をしてもらい、場合により医療つけ爪で自爪再生までの間保護処置をすることもあります。

爪のおしゃれも指先と爪の健康があってこそです。今一度、健康状態を確かめ正しいネイルケアをして、手足ともに素敵な美爪が並んでいることを願っています。

【PROFILE】
お名前(ふりがな):高橋卓也(たかはしたくや)先生
専門科:形成外科
年齢:秘密
勤務先:横浜市内クリニック鹿児島の離島病院
好きな女性のタイプ:和服の似合う癒し系大和撫子
初デートに連れていく場所は?:カジュアルで眺めのいいイタリアンレストラン
なぜドクターを志したのですか?:生命の神秘を追い求めたかったのと、手に技術を持つ職に憧れていた
女性たちからイケメンドクターといわれることにどう思いますか?:
正直、恥ずかしいので、笑ってごまかす
<2013年7月17日現在>

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