いつかは赤ちゃんが欲しい女性必読! “卵子を元気にする”栄養療法とは
また、妊娠するためだけではなくて、妊娠後や出産後も栄養をしっかり摂ってほしいので、栄養療法は一時的にではなく、長く続けてほしいですね。赤ちゃんの成長のためにはもちろんですが、栄養状態が整っていれば、つわりが軽い、赤ちゃんの夜泣きが少なく育てやすくなるなどの傾向もありますから、お母さん自身のためにもなります」
“卵子を元気にする”ためには、必要な栄養素を摂り、心身を整えることが必要不可欠。自己判断は間違う危険性もあるので、不妊に悩む人や、今後、出産を考えている人は、医師にきちんと診断してもらうのが近道のようです。
藤森理子
小児科、内科、精神科での経験を経て、「薬で症状に蓋をするのではない、根本的な治療を」と考えるようになり、カウンセリングや栄養療法を含めた独自のアプローチを積極的に行っている。現在、オルソ心療内科クリニック院長。2015年からは夫が院長を勤めるオルソ・マキシマス表参道クリニック院と合併し、二人三脚で、より一人ひとりに合った治療法を提供できるクリニックをめざす。
<取材・文/島田彩子取材協力/オルソ心療内科クリニック院長 藤森理子>