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お口の悩みにさようなら! 口臭を防ぐ習慣&おすすめアイテム

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お口の悩みにさようなら! 口臭を防ぐ習慣&おすすめアイテム

kousyu

どんなにメイクやファッションをキメても、口臭が気になったらおしゃれも台無し。「朝は口がネバネバする」「歯磨きしても口臭が気になる」などの悩みを抱えている人もいるのでは?今回は、口臭の原因と対処法や、おすすめグッズをご紹介します。

●まずは歯医者さんへ! 「病的口臭」は治療できる

口のニオイの原因は、大きく分けると「病的口臭」と「生理的口臭」の2つ。「病的口臭」は、虫歯や歯周病がある、歯石が多い、内科的な問題がある――といったことが原因で起こる口臭で、とくに多いのは歯周病です。

いつも口臭がする、人から指摘されるほどニオイが強いのに自分では気づかなかったというような場合は、「病的口臭」の可能性が大。一度、歯医者さんへ行きましょう。病的口臭かどうかが分からなくても、まずは診てもらうと安心です。普段から数カ月に1回は歯科に通う習慣をつくって歯石除去をしてもらえば口臭予防になりますし、お口のあらゆるトラブルの早期発見につながります。


近所の歯科で解決しない場合や、より詳しく調べてほしい場合は、「口臭外来」もおすすめです。食習慣や思い当たる原因などについて詳しく問診を行い、専用機器を使っての口臭測定のほか、唾液検査や尿検査で口臭の原因を徹底的に調べ、治療を行います。場合によっては、糖尿病やガンなどの怖い病気が見つかることもあります。ただし、自由診療なので保険が適用されず、費用はやや高め。まずは近所の歯医者さんに行ってみるのがよいかもしれません。

●「生理的口臭」を防ぐ“キモ”は、唾液を増やすこと

もう一方の「生理的口臭」は、健康状態とは関係なく、誰にでも起こる口臭です。口臭の元になるのは、口内の細菌。通常は、唾液に含まれる酸素の働きで強いニオイは発生しません。
しかし、細菌が増えるときや唾液が少なくなるときに、口臭が出てきてしまうのです。

たとえば寝ている間は細菌が爆発的に増えるため、起床時は口臭が気になりがち。また、空腹時や緊張したときなどは唾液が少なくなり、口が渇くことで口臭が強くなります。

こうした生理的口臭を防ぐためには、次のことを心がけましょう。

・起きてすぐ歯磨きをする
・朝食をとり、空腹のままの状態を避ける
・食事は、唾液がしっかり出るようよく噛んで
・昆布やガムなど唾液が出やすいおやつを利用する
・口が渇きやすい口呼吸を避け、鼻呼吸を心がける
・緊張したときやストレスを感じたときの気分転換法を見つけておく

口臭予防のためには、さまざまなアイテムの力を借りるのも1つの手。たとえば、下記はその一例です。

・「ブレスチェッカー」(タニタ/4320円)

口のニオイが気になるけど人には聞けない、手軽にチェックしたいという人におすすめのブレスチェッカー。息を吹きかけて5秒待つだけで、6段階の数値で判定してくれます。
「スリム」は、持ち歩きに便利なペンタイプ。「ミニ」は、ブルー、ピンク、グリーンの3色展開です。

・「プロフレッシュ オーラルリンス」(プロフレッシュ/500ml/2916円)

マウスウォッシュの中でも、とくに効果があるとして人気の商品です。ほかのニオイでごまかすのではなく、細菌が苦手とする酸素の力で口臭予防をするというのが特徴的。普通に口をすすぐ方法はもちろん、すすいだ後に吐き出さず、そのままブラッシングをするとより効果的。

・「ブレスコントロールガム」(エクセレントブレス/90粒/2160円)

唾液の分泌を促進し、口臭の発生を防ぐためのガム。長く噛んだり口の中で転がしたりすることで唾液が分泌され、舌の汚れも取れやすくなるそう。日本の口臭治療の第一人者である本田俊一先生が監修・開発。
梅味、ほんのり青りんご味の2種類あります。

・「舌磨きスムーザー W-1(ダブルワン)」(SHIKIEN/540円)

鏡で舌を見たときに、色が白っぽいと感じる人は「舌苔(ぜったい)」が口臭の原因かもしれません。舌ブラシもいろいろありますが、こちらは新潟大学大学院医学歯科総合研究科との共同開発。舌表面を傷つけないように開発された特殊なナイロン繊維を使用。舌の表面だけでなく側面もきれいにできるように工夫されています。

※価格はいずれも税込。

まずは歯科医によるチェック、そして生活習慣の改善。さらにこうした便利グッズの力も借りれば、鬼に金棒ですね。


ちなみに、医師から見て問題がなく、周囲からも何も言われないのに、「自分の口は臭い」と思い込んで悩んでいる人もいます。心の問題でニオイが気になることを「自臭症」と言い、このような場合はカウンセリングを勧められることもあります。口のニオイに気を使うのは必要なエチケットですが、気にしすぎるのも禁物。適切なケアをして、気持ちよく過ごしましょう。

<文/島田彩子>

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