目ヂカラは綺麗な瞳から! 今からでもできる、シミ、シワ、目の下のくまの対策!
黒目をキレイに見せるためには、大きさではなく質、つまり目の潤いが重要です。ドライアイが続くと目の潤いが減少し、表面に傷がつきやすくなったり充血したり、異物感や眼精疲労を生じることも。
ドライアイは、水分、油分、ムチン(糖蛋白)で構成される涙と関係しています。涙の水分減少の予防には、目薬(場合によっては防腐剤のないもの)で補うことが重要です。
また油分減少の予防には、「マイボーム腺」というまつげの根元~まぶたの内部にある脂腺がカギ。化粧品や加齢、炎症などによってマイボーム腺の機能低下や脂腺が詰まると、涙中の油分が減って涙が蒸発しやすくなります。また、アイライナーやアイシャドウをやりすぎるとマイボーム腺の出口をふさぐことがあります。
――黒目のケアですぐできる対策はありますか?
村上先生:まつげの根元を清潔にするためにアイライナーを内側に引き過ぎない、マイボーム腺の油分を分泌しやすくするためにホットアイマスクを使って目元を温めることなどが有効です。
また長時間PC作業に集中する時は、1時間に10分程度の休止時間を設けたり意識的にまばたきをしたりしましょう。PCのディスプレイをより下方に置いたり、コンタクトレンズの装用時間をなるべく減らして眼鏡を使用したりして、日常生活でも気を付けることが大切です。