熱性けいれんは再発するかも…? 保育園に預けられる?
預かってもらえる場合は、5分以上けいれんが続くようなら救急車を呼んでほしいこと、発作時の様子や担当医に聞いた対処の仕方を具体的に先生と共有してください」
ダイアップの使い方は?
熱性けいれんが再発する場合、坐薬のけいれん止め・ダイアップ坐剤が処方されることがある。けいれんを起こす前に使用すれば、熱性けいれんの再発を防げることも多い。
患者向け説明用リーフレット『小児科診療・2014年・11号』にある「熱性けいれんマニュアル」によると、再発の予防の方法は以下の通りとなっている。
・ダイアップなどの処方されたけいれん止めを使用する
・37.5度から38度の熱が出始めたときにダイアップを速やかに使う。8時間後も発熱が続いた場合は、もう一回使ってもよい
・解熱薬はダイアップの使用後から30分間隔をあけること
・薬で眠くなったり、逆に興奮したりすることがある。またふらつくこともあるので、転んでケガをしないように見守る
・最後のけいれんからおおそよ1~2年間。または4~5歳まで使用する
では、ダイアップを処方してもらえるように医師に頼むのがベストなのか。
「最近では熱性けいれんのガイドラインが改定され、ダイアップは以前に比べて処方されない傾向にあります。