【結局どっち?】「コラーゲンの経口摂取」は結局効果がある?ない?
また、コラーゲンと同時に脂肪なども摂取することになるため、コラーゲンだけを効率的に摂取するためには、分子が小さいコラーゲンペプチドが入っている、コラーゲンドリンクやサプリメントなどで摂取することがおすすめです」
「ホルモンやスッポンを食べてお肌プルプル♪」ということも可能性としては十分あり得ますが、効率的に摂取したいなら専用のドリンクやサプリメントのほうがよさそうです。
コラーゲンの経口摂取は無意味と広まってしまった4つの理由
前述の通り、コラーゲンは経口摂取をしても“意味ある”ものですが、なぜ、“意味がない”と広まってしまったのでしょうか。岡田さんに、4つの原因を教えてもらいました。
1.吸収されにくい分子量のコラーゲンを摂取した
「まずは、摂取するコラーゲンの分子量の違いです。食事に含まれるコラーゲンは分子量が約30万ですが、一般的なサプリメントには、それを少し分解して数千~数百まで小さくしたコラーゲンペプチドを使用しています。コラーゲンの最小単位のトリペプチド(アミノ酸3個から成る)まで小さくしたものもあります。分子量が大きいと一般的には吸収されにくいため、食事でコラーゲンを摂取された方は、効果が無いと感じたのかもしれません」