育児中のママはすっぴんで過ごすことが多いはず。家事や育児に追われて“メイクをする時間がない”のも理由のひとつですが、もうひとつ気になるのが、化粧品が子どものカラダに与える影響。
子どもがママの顔に頬ずりしてきたり、ときには舐めてしまったりすることもあり、「メイクをしていると、なんとなく危なそう…」という理由で、すっぴんを選んでいるママもいます。でも、本当に化粧品は子どもにとって危ないものなのでしょうか?
化粧品は安全性の高いものである
子どもの肌に化粧品が触れてしまうことはいったん除外して、子どもが何らかの形で化粧品を体内へ摂取してしまった場合、どのような危険性があるのか説明します。
まず、当然ではありますが、口紅以外の化粧品は口から入ることを前提には作られてはいません。また、赤ちゃんに化粧品を食べさせたような実験は行っていないので、赤ちゃんが舐めたときに何が起こるかという実験データがあるわけでもありません。しかし、このような場合には、誤飲をした場合のリスクというものを考えるそうです。
一般的に化学物質の安全性を評価する方法に急性経口毒性試験というものがありますが、化粧品を誤飲した場合の安全性を考える上で、この急性経口毒性試験の考え方はひとつの目安になります。