管理栄養士が解説する【免疫アップにつながる食生活】 どっちが正解か、わかりますか!?
肉であれば、ビタミンB6が豊富な豚肉がおすすめです。
魚介類イメージ
お鍋で注目!の栄養素
●タウリン
今が旬の牡蠣や、イカ・タコ・魚など魚介類に豊富なタウリンは、免疫アップのためにぜひ意識してほしい栄養素です。魚介類には亜鉛も豊富なので、粘膜を強くしてくれ、ウイルスの侵入予防にもつながります。
野菜は抗酸化作用を発揮してくれるビタミンA・C・E(ビタミンエース)がとれるにんじん・ほうれん草・トマトをたっぷり摂るのが理想的。
●ビタミンD
鮭、いわし、しらす、ツナやしいたけ、きくらげに含まれる栄養素。免疫細胞は骨髄で作られますが、ビタミンDは、カルシウムが吸収をサポートし、骨を強くすることにも関与していますし、さまざまな調査で、免疫細胞を元気にしてくれることが裏付けられています。ウイルスや病原菌が来てしまった際の過剰な免疫反応も抑えることがわかっています。
●サポニン
免疫機能をつかさどるリンパ球の1種であるナチュラルキラー細胞を活性化してくれるといわれるサポニンが摂れるゴボウや豆腐(大豆食品)を加えるとより免疫対策に。
●鉄
赤血球の中にあるヘモグロビンに含まれ、全身に酸素を送り届けるためには不可欠な栄養素です。