管理栄養士が解説する【免疫アップにつながる食生活】 どっちが正解か、わかりますか!?
サラダイメージ
サラダで注目!の栄養素
●スルフォラファン
抗酸化作用や抗がん作用があるといわれる成分。植物の新芽(スプラウト)に多く含まれます。ブロッコリースプラウトを毎日のサラダに添えるのを習慣にしては?
●ルテオリン
セロリに含まれるポリフェノールのルテオリンには高い抗炎症作用があるといわれています。そのほか多くのポリフェノールが含まれるセロリ、実は、切ることでポリフェノール量が30%アップし、抗酸化作用も4倍以上になるといわれます。ただし、切って時間が経つとビタミンCなどが減ってしまうので、切ったらすぐにいただきましょう。
炒め物編
Q:魚介類の炒め物、カレー粉かバター、どちらで炒めるとより免疫対策になる?
A:カレー粉
イカ、エビ、牡蠣などの魚介類に含まれる免疫対策になる栄養素タウリンは肝機能も強化してくれますが、カレーの香辛料であるターメリックに含まれるポリフェノール「クルクミン」にも肝機能を強化するはたらきがあり、あわせるとより肝機能を活性化させ、肝臓の解毒作用を活発にしてくれる可能性があります。
イカは薄皮をそのままにして炒めると、タウリンもコラーゲンも逃さず食べることができます。